momotorakame’s blog

めざせサブ5!アラカン看護師ランナーの体いたわりランニング

テーピングと皮膚損傷

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左足の親指に付け根の皮膚損傷(変な足をお見せしてすみません)


 テーピングをするときに、アンカーとしてテープの貼りはじめと終わりの部分の皮膚に先にテープを貼ります。なぜ、そんな面倒なことをするかというと皮膚損傷予防のためです。

 テーピングをしたことのあるかたはわかると思いますが、貼り始め・終わりの部分にテープを「引っ張って貼る」と水膨れ(水疱)や皮膚がめくれ(びらん)ます。皮膚に長時間引っ張られるような緊張がかかると表皮が損傷します。皮膚にテープを貼っておくと、皮膚に緊張がかかるまえに貼ってあったテープにが少し引っ張らるので、皮膚は痛まずにすみます。

 絆創膏は得意分野と以前書きましたが、病院でも医療用テープの取り扱いをスタッフに指導しています。そのときの鉄則として「伸びない絆創膏は伸ばさない」と説明しています。例えば、ガーゼ固定のテープを貼る時に、「巻いている医療用テープをひっぱりながら貼付してはいけません、必要の長さに切っておいて中心から外に向かって貼りましょう」などです。

 伸縮性のあるキネシオテープより、固定用の白い伸びないテーピングテープのほうが皮膚障害を起こす確率が高いので、面倒でも必ずアンカーテープは貼りましょうね!

 と、いう私も3日前にアンカーテープを超えて貼ってしまったのをそのままにしておいたために、小豆大のびらんを起こしてしまいました。本当に面目ない!

(汚い足をお見せしてすみません。親指の付け根に浅いびらんがあります。左側の×印が圧痛のある部位です。上と横はトラ吉(猫)の後ろ脚としっぽです)